Interview

エグゼクティブプロデューサー鈴木さんへ10の質問。

エグゼクティブプロデューサー鈴木さんへ10の質問。

photo: Eibun Miyake / text: BEHIND 編集部


『ベイビーわるきゅーれ』 や 『静かなるドン』、 『ザ・ゲスイドウズ』 などのエグゼクティブプロデューサーを務める鈴木裕介さんに『ベイビーわるきゅーれ』や仕事について話を聞くことができた。話題のプロデューサーの言葉に、耳を傾けてみよう。

鈴木裕介

Q1.『ベイビーわるきゅーれ(1)』の制作に至った経緯を教えてください。
『ある用務員』という映画の製作中に髙石あかりさん、伊澤彩織さん演じるキャラクターがすごく気になり、阪元裕吾監督に「終わったらこの二人で一度脚本を書いてみて」というところから始まっています。
阪元裕吾監督は私の会社に所属しているので、彼の代表作を作りたいという気持ちが一番強かったですね。
Q2.『ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー』『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』『ベイビーわるきゅーれ エブリデイ!』と、2作品目以降+テレビドラマのタイトルが非常にユニークですがネーミングの由来などはありますか?
毎回そうなのですが、監督・プロデューサー陣でたくさんのタイトル候補を出し、そ の中からみんなで話し合って決めています。
Q3.ちさととまひろ、主演のお二人の印象を教えてください。
髙石あかりさん:芝居はもちろん抜群なのですが、彼女が現場にいるだけで周りが明るくなる。そんな空気を纏っている役者です。
伊澤彩織さん:あの可愛らしいルックスから超絶アクションを繰り広げる。彼女は天才ですよ。唯一無二ですね。
Q4.『ベイビーわるきゅーれ(1)』を制作するうえで影響を受けた作品などはありますか?
日本発で世界に通用するアクション映画を作りたいという思いから制作されているので、影響を受けた作品は特に無いです。
Q5.『ベイビーわるきゅーれ(1)』の撮影で当時苦労した点はありますか?
とにかく予算が無かったですし、撮影日数も短かったので、熱意でなんとか乗り切りました。正直みんな大変だったと思います…
Q6.シリーズ通してプロデューサー目線の心にしみる名場面を教えてください。
一番好きなシーンは(1)のラストバトルの後、伊澤彩織さんがブツブツと独り言をずっと言っているシーンがあるのですが、アクション映画で見たことないですし、最高のシーンですね。 心にしみるというか感慨深いのは、シリーズを重ねていくうちに2人の成長を感じられるところですね。
Q7.エグゼクティブプロデューサーというお仕事はどういったお仕事ですか?
企画の立案・作品の方向性、予算の確保、座組・スタッフィング・キャスティングのジャッジですかね。
Q8.今回のコラボレーション(Tシャツ)のお話を受けた時の印象を教えてください。
めちゃくちゃ嬉しかったですね。
私は、映画はもちろんなのですが、音楽も好きなのでアーカイブを拝見させていただいたらもう最高で!
Q9.ほかの作品でも一緒に作りたいです!(願望)いかがでしょう...?
こちらからお願いします。
Q10.最後に『ベイビーわるきゅーれ』シリーズ続編はありますか?
続編と言いますか、新たな展開があります。少しだけ待っていていただければ!

鈴木さん、お忙しい中お答えいただき誠にありがとうございました!

 

PROFILE

鈴木 祐介 / YUSUKE SUZUKI

エグゼクティブ・プロデューサーとして、新人監督からベテラン監督の作品まで幅広く参加。また、韓国・台湾の映画を中心とした映画バイヤーとしても精力的に活動している。